不二家さんのアレ

 http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200701110411.html


 各所の心配、批判よりも。


 『同工場は環境保護を理由に牛乳を排水溝に流すことを禁じる半面、具体的な廃棄方法は定めていなかった。』


 これだよなあ。僕は大企業には縁の無かった人ですけど、転々とした職場であったもの、実際に。


 
 職種は異なるが、体験談として。

 生産性の向上は常に要求され、際限が無い状況でしたね。書ききれないぐらいの事があったが、誰でも体験するお決まりコース。で、上にもある『環境保護』とか色々外枠の要求も年々高くなる。…まあ、そこで諦めたら試合終了なんでふんばる…みたいな日常。

 不良品、過剰在庫が出る。それに対する認識とか目標設定、危機管理方法かなあ。ゼロ、にはならん。だけど、平気で『ゼロ目標!』とかがスローガンとかになっちゃう。それでも危機管理として『廃棄方法』が決まってるなら救われるんだけど。

 会議とかでその辺の事言うわけですよ。『数%のロスが出ます。』とか。もう、こっちは正直にデータとかも提示して。ところが、『ゼロ目標!』とか言っちゃってるもんだから、『なんだ、最初から諦めてるのか。』と、言われる。

 いや、そうでなくて。こっちは『やっちゃった時の保険を提示』してるのに、相手は理念の話。かみ合わない。保険を設定しようとすると背信と取られるわけで。

 そんな事もあったなあ、と思い出しました。