西村サッカー堪能

イキナリサッカーの事書いてる（笑）。本サイトからの転載である。

　西京極にて観戦。サンガ 2-3 大宮
　スコア見て悲しんでいる人、また『大量失点かよ。』と怒っている方。甘い、甘い。これが西村サッカーですよ。確かに3失点は多いですが、西村サッカーは2.5失点が標準でしょう。むしろ3、4得点取れなかった方が問題かもしれません（注：ここ笑うとこですよ）。

　試合展開はイキナリの熱田→黒部のゴールだったが、その2分後にイキナリ同点にされる『お祝い⇔お祝い返し』。主審の柏原さんは大宮のファールの場面でもカード出さずにシューティングサイン出す感じだったので、中払師範による関節技炸裂、萩村の『俺の足を折ってみろ! 』な自爆タックル、森の抱きつき攻撃などサンガの武闘派も本領発揮。

　今日の『マイ・フェイバリット・プレイヤー』、MFPは熱田眞でしょう（注：褒めてるんじゃないよ）。アシストや自陣深くから数十m＆数人抜きロングスルーパスや、良質のＦK・CKを出すかと思えば、ノーマルなパスに追いつけないとか、ドリブルしようとしてフェイント前に取られてみたり、中盤でバックヘッド見せたり、肝心な場面に居なかったりと思えば自陣ゴールへナイスヘディングしてみたりと、チャンスもピンチも“熱田から”という良く解らない活躍っぷりでした。

　本当の超人は勿論チェ・ヨンス。存在感抜群で、初めてサッカー見る人にでも、『誰がＪ１レベル? 』って聞いても解る技術と体力と精神力でした。ＦＫやダイビングヘッドも『魂＋必中＋サン・アタック』って感じでいい物を生で見せてもらいました。そういう活躍見せていただけに、サンガのゲームメイク無し、PA内守備グズグズのサッカーに、いつまで辛抱できるかが心配です。

　確かに100得点も狙えるかもしれませんが、失点も同じぐらい目指すってことないよね?