イラク邦人拉致

 ………プシュ〜ッ(脳容積が猫)。

 プシュ〜ッ…、なんで、今こそ理路整然とか毅然とか潔いとかその辺で攻められると“弱い”のに、ここぞとばかりに拉致の翌日・翌々日にデモやってしまう賢者な人達の、用意の良さにひたすらビックリドッキリです。その手の団体さんは普段から“準備”してるのだろうけど、組織だった行動したこと無い(そして準備がとても大変だとは知っている)一般人からすれば、『たくましい人達だなあ』です。今後の政策への影響、には効果あるのかもですが、この様子が報道で垂れ流されることが今の人質さんを助ける近道なのかどうか…ムズい。

 家族さん。今日に至ってはトーンダウンしてました。最初テレビに出てきた時はとてもビックリしました。だって拉致、記者会見、スタジオ出演のスムースさ、でしょう。しかも初日から『自衛隊撤退を!』なわけで。僕の家族が誘拐されたら、で考えたら“犯人に殺されるかも。余計なこと言えない。マスコミも騒がないでほしい。”って思います。それが『自衛隊撤退を!』を言うわけで。きっと身内が誘拐されて混乱されていたのでしょうね。今日のお昼のニュースでは泣いてお願い的感じだったので、エライ人に『思うところはあるでしょうが、ひたすらお願いした方がいいですよ。』って言われたのかなあ、と思いました。初日に家族さんに“付いた人”が悪いんだと思います。

 拉致された三人。色々“不備”はあったかもですね、危険な地域なわけですし。でもこの三人以外で彼ら以上に“不備”しまくりな人が居ないのかなあという気もします。この人達が『ごく一部』なら日本人がそういう対象なわけで。平和を訴えたり、救済活動されてたりしたみたいですが、それが通じない悪い人が世界には居るということですか。とにかく無事に帰って来てください。そうでないと、よく判らないことも多いですし。主義主張とか、そんなもんどうでもいいから、とにかく無事で。