誤字誤用

 関西ローカル『せやねん』でべッカムニュース。そのモニター画面にて、『…により、ベッカムの記事はその後縮少していった。』とあった。

 僕も誤字脱字多いし、いわゆる“学問、専門分野”を勉強したこと無い人間だし、漢字変換はパソコン任せ。でもこれぐらいは知ってる。×縮少で、○縮小でしょう*1

 細かいこと言い過ぎだろうか。テロップの入力ミスとも考えられるが、それなら熟語変換等の機能においてテレビ局や制作プロの作成機材は案外古い物を使っていることになる(意外と“企業”はこういう基礎的部分に、設備投資出来ていないことが多い)。人的エラーなら緊張感不足か知識不足か。『バラエティの一資料だし。』でいいのか。

 と言うのは、肝心のニュース番組で“コンピュータ時代的”ミスが多いから。速報性や視覚に訴える要素は増加したが、『正しく伝える』という部分がおろそかだから。単純ミスが機械的タイプミスや変換ミスの、“しょうがない”で許されるかどうか。局の体質や人材の問題はそこには無いのかどうか。僕らより賢い人は賢くあって欲しいわけで、『…ということは○○さんが行かれた4万メートルは地球一周分…』→『(番組終わり頃に)さきほどの「4万メートル」は、「4万キロ」の間違いでした。』ってよくあるパターンもトホホ。難しいことや専門的なことは知らなくていいと思う。僕らレベルでもはっきり違うと言いきれることは知っててほしい。『ほぉ〜』って感心したいだけなんですけど。

 でもカワイソウな部分もあるかな。現代って扱うものが多くあるし。やっぱり設備投資に求めた方がいいかもなあ。誤字は変換ソフトの新規購入とかシステムを制作会社と共有とか、データとして蓄積とか。ニュースでも地理・歴史・数値情報とかも、蓄積して定型化出来る部分もっとあるかも。

*1:減少が意図として近いのだろうが