最近はそうなの?

http://d.hatena.ne.jp/toronei/20040506#1083870455

 えー、一杯書いたが消えた(泣)。上記リンク読んで大体の流れは掴みました。どうやら、『馬に対して客観的になれないファンやマスコミ』なのかな?

 地方馬抽選馬ってヒーロー扱いなるのが普通って思ってましたけど。最近は違うのでしょうか? 古くはハイセイコー(古っ!)からオグリキャップイソノルーブルシスタートウショウの対決は燃えた。イナリワンってのも居たなあ。

 逃げ馬。レジェンドテイオーツインターボ(笑い取りに行ってたけど、人気あった)。メジロパーマーミホノブルボンなんて強い逃げ馬だったし。

 ネットの普及、ゲームでの疑似体験、血統理論の氾濫、POGなどの普及。その辺もあるだろうが、それは予備要因ではないかな。

 僕は“競馬を引退”して久しいが、その当時でも血統的に優れてるが競争成績それほどでもな馬が繁殖入りして、初年度から人気。他方、ファン支持・成績立派な馬がシンジケートに苦労、なんて話もザラだった。今でもそうなのかな、そうなんだろうな。

 本来上記の血統優先は馬産地や関係者の都合であるはず。ところがそれが『ネット・ゲーム・POG等』で身近になった。もっと言えば“自分のことのように共感”するようになって、マスコミ・ファンというのはそういう『競馬界の慣習』に異議言う立場なのに、シンクロしてしまったんではと仮定してみます。『不況にあえぐ馬産地』などが同時で伝えられることも触媒になっていると思われる。

 あと、単純に『馬券取れないのが嫌』なんじゃないでしょうか。自分の思い通りにならないとキレるというか。外れるから面白い、だからこそ懸命に予想するという『競馬本来のオモシロさ』あるのに。それより、『これだけ血統情報ナニしたのに外れる。』、『ゲームと違ってリセット出来ない。』、『POGで、オーナーでも無いのにオーナー気分や、仲間内でランク下がるのに不満』なんじゃないかと。

 書いてるうちにボンヤリ見えるのが、上記の『御不満』はぶつけどころが本来無いわけで、それに現実的理由求めての解消行動が、『血統や低い前評判の馬は所詮…』ってなるんかも。そういう不満言う人は血統寄りの思考だろうしで、受け入れやすくもあるだろう。別に“遊び”なんでそれでも、とは思うけど、その思考がおかしいと思える点は、やはり、『オーナーでも無いのにオーナー気分…』のところにあるような。『オーナー気分』を『生産者気分』、『騎手気分』に読み替えてもいける気がする。逃げ馬も同じかな。1着か着外になる博打要素が高いだけに、こういう人達には嫌われるのでは。

 いわゆる、『適度な他人の距離感』が無いのかも。昔は思えば牧歌的でした。なんせロマンだし(笑)。今は弱者が強敵倒すとか、不利な条件跳ね返して、を評価しない時代なんでしょうか。『(元々)強いから、勝ったんだろう。』でファンはいいと思うのになあ。