朝まで生テレビ

 司会が田原総一郎でない。年金関係の大人の事情か?宮崎哲弥さん司会。

 出演者。宮台真司さんという人ですかね?この人の“論争手法は見事”だが、好きにはなれんなあ。世の中に断言出来る事象など少ないわけで。『おおむねシロ』とか『8割クロ』とかは言及出来る。論議とはその構成バランスや構成要素を考慮するから面白い。この人の手法は、シロ意見に対して『お前達は“真っ白”なのかよ。』とツッコムわけだ。それに乗せられて『これを宮台さんはクロって言うんですか!それとも私がクロ(意見)だとでも。』と返すとシメタ物。『私はクロだなんて言ってませんよ。』、か。ウマイ、とは思う。聞いて来た話や例え話や仮想話や『世間はこうだろう』論で自己意見の“膨らまし”も怪しい感じ。重村智計さんが『具体的に誰ですか?』攻撃で封じる。席が隣。面白い。あ、それで小林よしのりさんが司会の対面の一番遠い席なんだ(司会宮崎さんの隣が宮台さん)。隣だと殴られるかも(笑)。ここまで橋田さんの話絡めたイラク問題。

 2:30過ぎるとヒートアップ。話題は小泉訪朝と拉致問題日垣隆さんから、『拉致問題は世界レベルでの外交の中では、優先順位は低いと見られてる。でも、日本国民は拉致という人道にもとることする国家と、国交正常化していいの?と思ってるはず。』が話題に。

 2:50だよ。宮崎哲弥さん司会だと、意外と無難というか、整然と進む罠。というのは、田原さんだと冒頭だと『このおっさん何が語りたいの?』と思うが、前回など、イラク派遣や自己責任論を隠れ蓑にした、『メディア論』や『思考論』が本当に語りたいことだった。一つの物語見てるようで、それが“田原節”なんだろう。数々の論客も田原総一郎の『朝生という将棋盤上の駒』なんだよなあ。宮崎哲弥さんだと、普通。でも普通過ぎて危険度は意図とは別に増している。

 お、小泉訪朝で付いていった政治家(官房副長官とか)や役人は『地元宣伝活動の為という疑惑』ですか。ヒドイなあ。田原流で無い以上、物語的展開は望めない。仕方ないので個々の問題を流し見しないとしゃあないなあ。

 3:13 ふーん、前述の『北朝鮮との国交正常化交渉:小泉訪朝』から日本外交のあり方、の方向になってきた。平沢勝栄さんが中々口滑らさんなあ(笑)。山本一太さんの自民正当化話手法も飽きた。山本さんはどの話題でも自民の過去を“反省”時には糾弾し、現在の話はボヤかしつつ『近未来はこうしたい、と思ってる。』でうまいことまとめる。

 ほー、『拉致問題では経済制裁は発動できない』で確定なのかな?『外交はケンカ』なんすかねえ。腕っぷしは勿論、見かけのハッタリや体調も重要、機転や場所も重要か。『日本は自己宣伝で付いて行った議員が居る時点で、説得力持たない』、てのはKOパンチだ(笑)。

 『政局・世論』は政策(国益、と言ってもよいのかな)と反することがあるわけか。しかしメディアコントロールも含めて政局・世論も無視できない…か。外交…か。一連の話聞いて思ったのが、『政局・世論において平均点取りつつ、政策(国益)で高得点出す』が外交か。

 国益って何だよ。今日は僕は焼肉食った。ビールも飲んで、危ない放言も酒の席だがした。仕事も給料は少ないが、一人身が暮らせるぐらいはある。こうしてWEBに好き勝手なこと書ける。そゆ意味で勝谷さんの言ってた『朝鮮人の差別撤廃だの朝鮮総連が外交に噛んでくるだのは、失策』的だろう、なことは素直に飲み込めた。潜み棲まれたら好き勝手書けないかもなあ。『金正日』に“様”付けないだけで、『著しく尊厳を欠く行為』とか言われたり、は極論でも、我々末端や水際で真面目にしてる者から被害は出るだろうなあ。

 批判する際の適切な言葉って何だろ。『ムカつく』はセーフ?心情だし。事実なら勿論いいわけだ。『〜と思う』もセーフ?だよね。なんてことを一般ピーポォーな僕でも思うわけだ。マスコミはこの件やWEBの法律の件(内容忘れた、児ポとかコンテンツ運用だったか)でもっと大騒ぎすべきなのに、今日の自民:平沢・山本と同じで『法解釈や運用で対応可能』とか言ってスルーしてるような気がする。番組冒頭の『日本(大手)マスコミは政府の決めた範囲で取材して、世界から笑い者になってる。報道の使命果たして無い』な意見出てたことが結論になるか。あー!宮崎さんでも、裏もぐってたけど、マスコミ論になったのかあ。偶然かなあ。意図的なら凄いことではある。