昨年 大晦日の放送
まあ、またですよ。これ主流なんでしょうか、今の。
TBSさんでやってた格闘技番組ですよ。去年?のフジさんとかもそうでしたかね。
過去の映像に『VTR』や日付などのテロップ付けず(もしくは判りにくく・臨場感あるように)に、あたかも生映像のように流す手法。生放送と勘違いした視聴者を食いつかす手段です。
これねえ、マズいよなあ。逆効果だよなあ。プロ野球中継とかでも近年よくあるし(何日前のやねん!ていうホームランVTRをバンバン差し込んだりとか)。
想像はつきますよ。チャンネルを合わせた人をキャッチする方策としては効果的なんでしょう。テレビの裏側的番組で『毎分視聴率』なんて言葉も聞きますし。それが平均につながるんでしょうし。その日、その日の率はそれで稼げるんでしょうし。
ああ、でもマズいよなあ。比較的軽めで見てる層は、コレで確実に離れるよなあ。
ウチの親父なんか怒ってたもんなあ。『嘘ついとる。スポーツ中継で、嘘ついても良いことになったんか。』って言ってるもんなあ。
せっかく興味持った人、毎回は見られない人が『どうせ…』て気持ちになるもんなあ。バラエティならともかく…そうか全バラエティ化してるのか。
バス停
バス停のベンチに腰掛けていた時のこと。このバス停は何というか…透明の板で囲われていて風除けがあり、スペースも広めで大きめのベンチもある。ここ二、三日の寒さも多少はしのげる造りであるわけで。規模が大きい分、人の出入りも本来は多いのだが、僕が行った時にはジージャンを着た無精ひげ・推定50才男性が座っているのみであった。さすが年末&冬休み。
僕も一人分空けて同じベンチに腰掛ける。パーソナルスペースと後から来るであろう他のバス待ち客との兼ね合いを考えて、「一人分空け」としたわけだ。この間、0.2秒といったところか。ちょうど良いことに、その男性と僕の間、男性寄りの場所に今日の新聞が置いてあった。これが境界線となる。新聞…やや気にはなったが、混んでくれば男性も新聞を撤去するだろう、とその時は思っていた。
やがて普段よりも少ないが、それでもバス停内が混んでくる。そこで異常事態に気づいた。バス停が混んできても男性がいっこうに新聞の撤去を開始しないのだ。『何だコイツ』と思い注視する。男性は膝の上にセカンドバックをのせている。アレ?膝の上にmyカバンのせてる人が、この新聞の意味を解らないハズはないだろう。……では、この新聞は彼のものではないのか。我々がバス停に来る前の誰かの放置物だったのか。見ると足の先は微細な角度ながら新聞・僕側からは逆方向を向いており(15度)、『俺の新聞じゃないよ〜あはは!』とアピールしているようにも思える。
現状:(左より)男性・新聞・僕、という並びである。後から来たバス待ち客には新聞が誰のものかは不明である。時間経過とともにバス停は混んで立ち客も出ている状況だが、新聞アンタッチャブルワールドは健在である。これは危険な状況だ。ドラマなんかでよくある、「訪れた家で人が殺されており、思わず落ちていたナイフを拾い上げたところで警察が登場して容疑者扱い。」である。容疑は僕にもかかっている。
必死に僕と新聞の間に時限断層を作ろうと試みる。その試技がうまくいったかどうかは不明だが、その後、バスの時刻表どおりの到着で事態の収拾は図れた。結果として、各自の有機的コミュニケーションや能動的解決策は示されることなく、バスの到着という対外的、物理的要因によって危機は回避された。非常に残念な結果だ。
言い訳として、仮にその新聞を撤去したとして、そのジージャンを着た無精ひげ・推定50才男性が、『俺の布団だぞ。』と言いそうな雰囲気の方だったことを記録しておく。
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電車のアナウンスが間違えていた。
『お出口、右側です。』を、『お出口、左側です。』と言っていた。事実、電車の降り口は右側であった。
こういう事態は想定していたりする。妄想癖のある僕は、『間違いアナウンス』を常々待っていたわけだ。今日それに出会った。本来であれば、歓喜するところだろう。
しかし、思ったよりも面白い事象ではなかった。なかった事に愕然とした。
なんで?というモヤモヤ感を持ちながら駅を離れ、帰り道にある看板に目がいく。『パチンコ』の『パ』の字が消えかかっていた。
こっちの方が断然面白い。下品だが「面白レベルの基礎点数が違う」為、下品な分の減点しても『パ』ぬき『パチンコ』の方が面白い。
パチンコの方は一枚絵の事柄でありながら、ストーリーがある。異質の変化もある。出落ちでありながら、その後の展開にも含みを持たせられる。オリジナルな二次創作だって可能だ。
電車の方は希少な出来事ではあったが、前後関係や人間模様に不足していた。
車掌の声が裏返るとか、左右逆と気づいた乗客がピンヒールでアイススケートばりのターンするとかあれば、まだ笑えたかもしれない。
しかし、全くのノーリアクション。受け手でもある乗客に委ねる分、このプロットは弱かったのであろう。解は数とバリエーションだろうか。
[着信御礼!ケータイ大喜利
生放送ならではのコンピュータトラブル。これぞ生放送。飛雄馬のチカラ凄すぎ。