五輪 女子マラソン 追記

 眠かったので下の項目はショートコメントになった。野口みずき

 これ生で見た人(僕も含め)は相当興奮したのでは。25km付近で野口さんのスパートで、『行けぇー!』という気持ちと『いくら後半の下り不利でも早すぎない? 』のゴチャマゼの感情で一杯になる。その後30秒以上の差で、『いやあ、凄いことになりそうだ。』で高揚する。しかしヌデレバの素晴らしい粘りで少しづつ差が詰まり、『後ろ来てるぅ〜』でこちらの心臓がバクバク。差が十数秒になった時点で、『…勝たせてやりたい。僕なんかがどうこうじゃないし、スペシャル部外者で傍観者だけど、勝たせてやりたい。』と思った。

 夕刻の西日に溶け込む野口さんの独走、差を詰められた時に度々アップになるがその度に厳しくなる(気のせいか血の気が…)表情。しかし競技場のライトアップが再び西日のように照らされ、そこに吸い込まれるように消えて行く野口みずき。これ現場で見たらどんな感じなんだろう。テレビ的演出は望めないのは勿論だろうけど、こういう接戦は現場で見れれば、現場の空気感とテレビ特有の時間経過が同時に感じることが出来たと思う。京都では駅伝やマラソンがよく開催されるが、レベルどうこうは置いといてここまでの緊迫感は滅多にない。


 堪能しました。