甲子園行ってきました 高校野球

 日なたは暑い、屋根の下は風で寒いな、『どうせいっちゅうねん。』な中で観戦。試合前のシートノックで大体の力量は解る。勿論、結果は別。そこがスポーツの面白いところ。しかし、まあエラーが多い。夏の大会となると、また違うのだろうが、試合を決める場面がエラーが要因となっていることがほとんど。守備力は全体的に下がっている傾向ではないか。背番号的に“急造選手”が目につく。

 春の大会が“投手力”と言われる。攻めでも守りでも『チームが出来上がっていない』為、少し良い投手、コンディションの良い投手が居ると、相手は効果的な崩しが出来ないし、味方は少々のエラーでも投手が踏ん張ってくれる。そういうことなのかな、と思いました。

 アルプス席の応援。さすが地元の社高校は凄い。アルプス席満杯で、三塁側内野席もほぼ『社』な状態。9回表で一点負けの状態の時、地響きがするほどの応援と歓声。それで鵡川の選手が動揺したのか…は判らないけど、同点に追いつき延長で逆転。それぐらいの、でした。鵡川の敗因は怪我でも無いのに、三人も捕手を交代させたことでは。勿論ミスした『高校生』に負わせるには酷過ぎで、監督さんですよ。そういうチーム事情なら仕方ないが、センターラインを度々変えてはツライです。

 あと何度何回も、いくらででも言うが、
『一塁へのヘッドスライディング』をヤメロ。
将来を棒に振りたかったら、それでもだが、指導者は何やってるんだと言いたい。甲子園にチームを『連れて来る』だけの名伯楽揃いのはずなのに、何故かこの『一塁ヘッドスラ』だけには皆さん『孫のイタズラを見るお爺さん』のように甘い。本当にどうにかならんのか。これは気迫溢れるプレーとは全く違う。ルール的にも間違ってるんです。一塁を駆け抜けてファールゾーンに離塁しても、アウトに成らないのは打者走者の“特権”なのに。スリーフィートラインが泣いてます。