高知旅行日記 その4

峠にたたずむ小便小僧

 その1その2その3の続き。


 サンガの試合は…まあどうでも、というか負けたんだけど。会場にビジョン設置してあって感動(西京極には無いのだ)。国体の強化止めた県なのに、辺鄙なところにある陸上競技場にまで大型TVモニターがあるのだ…。京都市や京都の陸連さん、考えた方がいいよ、ホントに。


 試合は負けたので宴会は無し(というか忘れてた)。遠征の興奮と知らない土地で一杯一杯だったので、ビール買い忘れた。仕方無いので寝るしかないのだが、思いの他蒸し暑く、またホテル前の道路が屋台村のようになっている為、少し人の話声する真夜中。しょうがないので、クーラーを付けたまま寝てしまった。これがいけない。室内温度は快適なはずなのに、何故か睡眠不足。



 しかし翌日も強行軍の予定で京都に帰らねばならない。今日も途中のインターまであの明神トンネルを通らなければならない。でも観光はするのだ(笑)。大歩危小歩危の渓谷に行き、かずら橋を渡る。かずら橋は渡るだけで500円。渡る途中で前を歩いていたオジさんが、『何で金払ってまで怖い思いしなアカンにゃ。』と言って周囲はクスリ。その後徳島自動車道へ向かう為にルート選択。来た道を15分ほど戻れば国道に出るのだが、我々は県道をチョイス。


 これがさらに難関ステージになった。山道で対向がすれ違うのにガードレールすれすれ。時速20〜30km程度しか出せないもんなあ。それが1時間ぐらい続くんかなあ。寝不足の体には本当につらかった。写真の小便小僧はその途中であったものです。



 『この旅は難関だらけだったねえ。』、『そうだねえ。まずは豪雨ステージ。それからトンネル19番勝負。』、『高知競馬場渋滞トラップ、つり橋恐怖体験コース。』、『最後が祖谷(いや)スラローム対向車回避ゲーム。オマケが疲労ピークのところに、単調な徳島自動車道や淡路島の高速での睡眠誘導。』、『自ら望んでやってるだけに当たりどころ無いのが、ツライねえ(笑)。