朝まで生テレビ

 キャラ系人間が居ない状態だったので、『ウォッチ視点』では面白くない朝生である。


 んで、とうとう田原総一郎自身がキレる方向であった。なるほど。そういう“持って行き方”もあるのか(あくまで朝生[誰がキレるのか]ウォッチ的思考)。


 本日は吉田康彦という方が“グダグダ”であった。田原氏も指摘していたが、やたら形容詞やどこかで聞いたことあるコピー発言が多く、大阪経済法科大学教授らしいが残念ながら“ドンくさいおっさん”レベルのトーク内容であった。専門家が当該問題の議論に向いているかどうかは別問題ということである。

 今日の主役は姜尚中氏だろう。村田晃嗣氏がまとめ役。姜氏の“独特のゆっくりしたしゃべり”と、“未来予測を元にしたループ”が嫌いではある。しかし本日のテーマ、『中国、北朝鮮』という複雑で置き去り系の問題においては、それが『理路整然』、『ガイドラインの提示』という感じに聞こえるから不思議だった。うまく機能していたと思う。