BSアニメ夜話スペシャル 「まるごと!機動戦士ガンダム」


 ガンダム紙切り凄すぎ。赤ザクに3000円ぐらいなら出してもいい。


 で、ガンダムの映画本編始まったわけだが。『これ自体』は当然三十年近く前のテレビアニメの総集編(ぶっちゃけ寄せ集め)にしか過ぎないわけです。それでも、それでもです。


 僕はこの『ガンダムというアニメの映画』を、『リアルタイム』で、『劇場で』見れたことを幸せに思います。


 冒頭のザクのモノアイのアップ、サイド7に着壁した瞬間に背景と重力の関係が変わるシーン、この辺なんかの“当時の感動”ったらなかったなあ(しみじみ)。同レベル、同質の感動と言えば、バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンがタイムワープする瞬間とか。それと同じで“劇場だから”的感じで。


 あ、今大気圏突入シーン。ここで有名なのは、表向きはガンダムの大気圏突入システムが『耐熱フィルム→耐熱フィールド』になったこと。本当はシャアの演説シーンがテレビ版とは差し替えになってること。テレビ版は予算の都合かヒドかったもんなあ(笑)。テレビ版のこのシーンでは、シャア=ゴキブリってアダ名が当時は付いてたぐらいヒドかった。それが『逆襲のシャア』で主役級まで育つとは、当時誰も思ってなかったもんなあ。


 ところで、BSアニメ夜話のフリートーク部分で来るFAXが、軒並み『30代中盤、男』ってのが素晴らしいなあ(爆笑)。同世代万歳!


 ……でも、同世代の女性に聞くと、女性の皆さん言うのよ、『ワタシのダンナなんだけど、結婚するまでこんなオタクと思わなかった。』って。『他のロリ系とかフィギュア系には興味無いから“大丈夫”と思ってたのに、こと“ガンダム”となると話が止まらない&金に糸目つけない…ハァ』って。


 偉大だ。30代の半分はガンダムで出来ています。